雨にも素敵な理由がある

＜追記　1/1＞コメント欄にWeb拍手コメントのお返事を入れてます。

大晦日になりました。ふー、やっと掃除終わった。
後はジョジョの一挙放送見たり、DOD3プレイしたり、ダラダラしようかな。

すっかり遅くなっちゃいましたが、アニメ「キングダム」二期30話の感想です。
拍手コメントくださった方ありがとうございました！
ついにすごく見たかった回が来てしまいました…！

輪虎さんとの決着と、(自分の中で)伝説の羌カイのギュッ。
作画もいい感じ、中身も濃い、良回でした…！！
今回長いです。
＜以下感想＞

---

◆天の与えし廉頗の剣
輪虎さんの登場当初は「ふーん、何この糸目」って感じだったんですが、この辺りになるともう…不思議と死んで欲しくないって思い始めてました。かっこよく見えてくるレベル。

ただ化け物並みに強いだけじゃない、この人にはこの人の、人生と信念が確かにあった。
その今までの積み重ねがここで運命的に信とぶつかって、どちらかが潰えることになる…。
ほんと、別の形で出会えていればなぁ…、と思います。

◆俺は関わった奴らの想いを背負って前に進むだけだ！
全ては天の導き、とする輪虎に対し、自分で必死で勝ち取ってきたものだってある、と反論する信。
うん。信は運命を切り開いて進むタイプです。

戦災孤児だった幼少期に漂に出会い、『天下に轟く大将軍』を目指した所から、下僕のままなら到底得られなかったはずの経験をしてきました。
出会いも別れも戦いも、全て含めて今の自分がある。
「輪虎！お前と戦ったこともでっけぇ糧にしてな！」
過去と、今と、そして未来を繋ぐ場面でした。これは熱い！

◆輪虎との決着
上の台詞の後の輪虎との戦闘シーン、キングダムの中ではなかなかの迫力があったように思います。
こう…カメラがグルグルと回って。
これだよこれ！こういう熱い戦闘が観たかったんだよ！

そんな熱い盛り上がりの中で、ついに輪虎に決定的な一撃を叩き込む信。
「何度も死を覚悟したぐらいやばい相手だったぜ」
アニメで見れてかなり高揚できた場面でした。
ああ輪虎さん死んじゃった。。
カク備がやられたときは、何じゃコイツふざけんな！だったのにこんな気持ちになろうとは。
死んだ輪虎を抱きとめる描写はアニメオリジナルでしたね。

◆アイキャッチ、羌カイの一枚絵
いやだからね、アニメスタッフさん。
アイキャッチの画像、PC用壁紙にでもして配信すべきだから！！
羌カイの目がッ…目がッ！！！めちゃくちゃ色っぽいんですよ！！！！
良い…たまらん。。てなわけで期待の後半へ！


◆羌カイの安否は…
漫画にもあった戦闘描写の止め絵。これアニメでちゃんと書いてくれて、嬉しかったです。
激しい戦闘の余韻だけが残る雨の中。羌カイを探す飛信隊。
無常に響く雨の音や、先ほどまでと打って変わった静けさなど、アニメならではの演出が悲壮感を掻きたてます。。
振り返って羌カイを呼ぶ信が印象的だったので、これもアニメでやってくれて良かった。

◆伝説の、雨と血と泥にまみれた『ギュッ』
「あれは人じゃねぇ」
敵兵の言葉、壮絶な戦いのあと。
羌カイを連想し、安否を気にかけると同時に、改めて彼女の悲しいほどの強さと辛い過去を思い出す。
神がかり的な強さで、たった一人これだけの相手と戦った少女。

「なんだ…お前か」
死力を尽くした疲労と、今一番心を許せる存在、信の姿を見ての安堵。
激しい雨に霞む景色に佇む羌カイのこの一言が、彼女の心境を伝えてきます。
こんなちっちゃな体で…どれだけ重荷しょって、どれだけ壮絶な経験してきてんだよこの子…！！！
この一瞬の描写で胸にグッとくるものがあります。。

信でなくても思わず『ギュッ』するわぁぁぁぁ！！！
「こんなになるまで無茶しやがって！」
信泣いとるやん！いや泣くよこれは…！わかるぞ信…！
萌えと燃えと悲しいのと嬉しいのと、いろんな感情が沸き起こります…。

自分的には漫画版、アニメ版どちらも引けを取らない、名シーンとなりました。

◆羌カイが女だと知って
混乱する飛信隊の中で、田有さんが男前過ぎる…。
やっぱり薄々感づいてたのかな。懐の広さが素晴らしい。

そして尾平のくせにいいこと言いやがる。
これだから憎めないです、彼は。
殺伐とした戦いの日々の中で、雰囲気という意味では飛信隊を救ってる部分もあるんだろうな、と思います。

「よかったな羌カイ」お手々ギュッ。
これもアニメオリジナルのプラス要素！
アニメスタッフさんの要所要所のサービスがニクいですね～
これからも期待！！

---

信「最後にまだ行くところがあるんだ」
あれだけやってまだ行くか！
…ったく一番の化け物はアンタだよ！！

---

　【キングダム関連記事】

名前:
メール:
URL:
情報を記憶:
コメント:	上の画像に書かれている文字を入力して下さい
	＜ご注意＞ 書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込