雨にも素敵な理由がある

アニメ「キングダム」二期31話を見ました。
土曜日は蟲師の特別編も観たかったので、録画続きでした(；・∀・)
一期のアニメは観てなかったので、4月からの続章が楽しみです！
キングダムも三期、ぜひぜひやって欲しい所(^^ゞ

さて本編。
「最後にまだ行く所があるんだ」
輪虎との死闘を経て、飛信隊として仲間たちの無事も確認。
ほっと一息…つく間もなく、再び激戦の地へ赴く信。
へとへとのボロボロでも、大将軍の対決を見届けずにはいられない！

老いてなお強さ極まる廉頗将軍と、迎え撃つ蒙驁将軍。
歩兵時代からひたすら負け続け、40年を超えて再びぶつかる因縁の相手。
蒙驁じいさんは雪辱を果たせるのか…！？
＜以下感想＞

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◆「お前がこの戦で一番の武功を上げたかもな」
最後の決戦地へ向かう途中、蒙恬に遭遇した信。
確かに…そもそもは蒙恬の作戦ありきの武功。おいしいとこ持ってったな！

しかしあれだけ苦戦したし、敵とはいえ剣を通じて伝わるものもあっただろうし。
人の命を奪って素直に喜んでいいのか複雑ですが、これが戦の世の常というものか。。


◆「わしは退かぬ」
40年越し、最後の最後に巡ってきた逆転の機会。
蒙驁将軍、ここは意地でも動かない。覚悟の選択です。

普段は優しそうな御姿ですが、今ここで熱く胸の内に滾る想いは計り知れません。
信たち若者の激しい勢いとは違う、積年の深い想いの募った熱さです。


◆廉頗が迫ってくる！
ゴロゴロと巨大な岩が廉頗の頭上に落とされるが…
廉頗さん…岩砕いた(・∀・)！？
先ほどまでその岩一つに対し、10人くらいは吹っ飛ばされてたように見えたんですが(^o^;)
人間業じゃねぇ…！！


そんな人間離れした男が眼前に現れたら、怖気づくのも無理は無い。
ついに！来てしまった！廉頗将軍！！
秦軍モブ兵たちの間に「終わった(ﾟдﾟ)ﾁｰﾝ」という空気が流れます。

「そう取り乱すな。勝負はまだこれからじゃ」
しかし、この期に及んでこの余裕ある発言。
蒙驁将軍の年季の入った度胸。
数えきれぬ死線を掻い潜ってきたであろう蒙驁将軍の心は、そして覚悟は、この程度では崩れない！


◆最強のおじいちゃん達の会話
「わしが討ち取れなかった敵将はうぬくらいじゃったからの」
勝てはしないものの、自分の命は必ず守り抜いてきた蒙驁じいさん。
それもある意味強いということでは。戦況を読み、危機を脱する能力が高かったんでしょうね。

しかし、お二方のこの存在感…！
全てにおいてド迫力の廉頗に対し、一見温厚な蒙驁将軍ですが、貫禄では負けてない。
さすがは人生経験が物語っているというか。揺るぎない精神力。
廉頗と対等に喋れる相手なんてそうそう居ないでしょう。


◆似ても似つかぬ蒙武のパパ
「戦っている御姿を初めて見るせいで、みんな肝心な事を忘れていないか！？」
戦ってる姿を部下に見られたことが無い…って結構すごいことだと思うんですが(^o^;)

まぁお年もありますし、攻め主体よりは守りでどっしりと構えてきたのでしょうか。
そして本陣の自分まで危機が及ぶ事はそうそうなかったと。うーん安定感あるな。


◆「最強の敵六大将軍が消えた時、お主の火も消えたのだ」
武力は及ばずとも、心で語りかける蒙驁将軍。
昔と変わらぬ強さがあっても、その心にかつての激情はないであろう。そう廉頗さんに問いかけます。

しかし、人は自分の心の中を言い当てられると怒りを覚える事があります。
特にそれが自分より格下だと思っていた相手だったりすると…
「あまり儂らをなめるなよ、蒙驁」
廉頗将軍、ブチ切れ。漫画で読んだ時はここの見開き恐かったなぁぁ。

絶対の自信と誇りを持っていた、あの輝かしき闘いの日々。
それを生き抜き最後の1人となった廉頗将軍の、激しい憤りがその場を圧倒します。

孫世代にあたる信、蒙恬もその場に居合わせたことが、時代の移ろいを感じさせます。
「これが…廉頗」
かつて天下に名を馳せた男の怒りに、信は何を思うのか。

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そして、この戦で何気に酷い目に合う人、白亀西さんに暗雲の影が…。
さすがにソフトな表現にはなってるでしょうけど…不憫。
皆が廉頗将軍の登場に注目する中、桓騎将軍が再び行動開始！

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