雨にも素敵な理由がある

アニメが今アツい「キングダム」、最新刊３１巻を手に入れました～(^^*)

【過去記事】

３０巻の時の失敗を教訓に、今回は始めからAmazonに頼んでおきました。
ただ、キングダムの販促パンフレットを取りに結局店頭に行きましたが(^_^;)
パンフレットも結構しっかりしてて、なおかつ登場人物の公式裏設定が大変おもしろいです。

さて、それは置いといて３１巻です！
前回大王様の勇姿にもう、だだ盛り上がりだったので、そのまま３１巻行ってみます！
＜以下感想＞パンフレットの事も後述。

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・昌平君「今―それ以外の事は　取るに足らぬ小事です」
結構重大な発言ですよね、これ。
昌平君にとって、「呂氏四柱＜秦国の存亡」ということが確定したわけで。
秦の事を本気で考えてくれているというのは意外です。

秦国総司令という自分の身可愛さ、あるいは単なる義務感という線もありますが。
もし政陣営に入ってくれたらこの上なく心強いけどなぁ…

あとついでに、成蟜の悪顔もここまでくると可愛げがあるように見えてきました。


・ボロボロの信達
矢が何本も背中に刺さってるように見えるんですけど…。
テンも壁も、そして信までが完全に憔悴。
バカまっすぐさだけが取り柄の信がここまで…。
こっちまでげんなりと気が滅入ってきました。。


と、ここで…

・大王様ぁぁあああ！！！
やばいです。輝きっぷりが尋常でないです。
甲冑の金ぴか度合いも半端ないです！！
昂君が憧れた玉鳳隊の金ぴかもかすむ、大王様率いる部隊…！！

絶望の淵から希望の光。
政政って軽く言ってたけど、なんだこの包まれるようなオーラッ！
かなりこの辺読んでる時の自分の気持ちの浮き沈みは、信達とシンクロしてたように思います。

「俺はもう何度もお前につかまっている」
いままで戦場で出会う事はなくとも、心の中で二人とも支え合ってきた。
その二人が戦場でやっと出会って…。
やっぱ中華統一は二人じゃないと成し遂げられんよ(ToT)


・「泣きやんだか」
　「泣きやんだの　良かった」
さんざんいじられる信(-_-;)
心配してくれるのは嬉しいんだけど、泣いた後ってめっちゃハズイです。
その時間だけタイムリープして飛ばして欲しいくらい。


・「我が国の大王　第３１代秦王嬴政様である！！」
オーラ…後光が…！！マントのはためきがカッコよいです。
いままで政政軽ーく呼んでてスンマセンっしたぁぁぁ！！これからも呼ぶけど！
気品と尋常でない器のデカさ。大物のオーラが漂っております。

「秦王　嬴政である」
知ってるよ！十分知ってるよ！


『政の声はよく通った』
信が飛信隊に激とばす時も、信の声がよく通ることにふれられてましたね。
たしかにその他大勢から見てちっぽけに見える体よりも、一人一人に届く声。
説得力って大事だなぁ。


・甘仁の子　甘秋
子供ながらに、大観衆と大王を前に怖気づかずに声を上げた。
勢いづいて叫ぶその戦って守るという意思。

読んでて個人的にかなりグッときたシーンでした。
一般人を戦わせるという無謀さにおいて、「子供」という戦いに対して最も無謀な存在が、一番に戦う覚悟を決めた。
恐怖とか、諦めとか、負の感情抜きにして、まっすぐに今本当にすべき事を認めた甘秋の勇気にグッときました。
弱い存在であるはずの彼が、賽の人々の火付け役になったのがたまらなくアツいです！
今巻のBESTモブ賞は彼だ！


・331話の表紙
良い！元祖三人組！
店頭のパンフレットの政の説明に「実は剣の修練も積んでいる」とありましたが、
信と政二人が剣を取って戦う事も今後あるのだろうか…。

・介億先生
なんかかすかに王騎将軍と似たニオイが…。ていうかめちゃ怪しいぞこのエビおやじ。

と思ったけれども、テンの反応から心強い助っ人のようですね。
蒙毅も来たり、なんだか急に賑やかに。だんだん希望が見えてきた。

さー、そしていよいよ壮絶な戦い…秦の最期の砦を守る戦いに！


・趙軍三千将　傅抵(ふてい)
顔を隠しているのと、なんだか目が可愛いので、原先生お得意の「実は女でした」キャラじゃないかと弱冠疑ってました。
でもカイネを俺の嫁とか言ってるし、普通に男っぽいですね。
軽いどうし蒙恬との対峙が見てみたいです。
あ！てか今大ピンチの蒙恬は一体どうなってるんだ…。死にはしないみたいだったけど…


・麃公兵の迫力
見開きのド迫力！！キングダムらしい、血と泥にまみれたゴツイ絵です。だがそれがいい！
そしてちゃっかり戦績をあげる壁。この人のラッキーちゃっかりぶり、たまりません。

・ワンワン　ワンワン
ワンワン　ワンワン　なんか埴輪みたいな顔ですね(^^ゞ


・夜襲による消耗作戦にハマる秦軍
あああ…。やってしまった。徹夜明けのテストは昼までだから耐えれるってもんで…。
徹夜で必死こいて勉強して、ヘロヘロになってテストを昼まで受けて、その後日暮れまでみっちり部活。
そんな地獄…耐えられん。死ぬ。

・竜川と田有が！
傅抵にやられたァァー！死にゃしないとは思うけど大丈夫かな。。
そして、なんか面白そうだと思ってた傅抵に腹が立ってきました。
完全に遊んでやがるコイツ…！

・信と羌カイの回想シーン
おお！突如ファンサービス。嬉しい。
「秘密を知りたいか？」の後の「ゴゴ」って羌カイの目のアップが笑えます。
こーやってよく二人で特訓？してたんだなぁ…。
信ってばなんて羨ましい奴。。

・「随分軽－んだな　三大天ってな」
よくやった信！スッキリしました。こういうやるときはやる、見てて爽快な所が信は良いです。


・388話の表紙
カイネ超美人＆カッコいい！！剣を肩に担いでるとこがたまりません。姉御！
自分の好きなゲームPS3「ニーアレプリカント」に、ガサツな二刀流女剣士で名前も「カイネ」という人が出てきます。
見た目こそ違えど共通点が多くて、なんだか重ねて見てしまいます。

・テンとカイネ
敵としての対峙がついに…。
吹き矢を放ったテンと、殴ったカイネ。
両者とも敵として見なければ、と認識しているようで微妙に割り切れていない。。

あれだけ気の合いそうな二人なので、何か別の立場で出会っていれば…と辛い描写でした。
そもそも別の立場なら出会う事も無かったでしょうが…。

「次はちゃんとやるから…」
次が無い事を祈ると同時に、たとえ次は無くともどちらかが命を落とす日が来るのではないかと怖いです。
ああ、二人とも好きなのに…。もうこれ以降、二人が以前のように笑いあう所を見れないと思うと悲しい。


・「カイネが落ちるぞォー！！」「ィ喜んでェー！！」
　「傅抵が落ちるぞォー！！」「？」
最期の最後で笑いました(笑)

秦国存亡の危機というシリアスな状況ながら、ところどころギャグを盛り込んでるのが楽しい。
居酒屋のような謎のノリの良さに対する、傅抵の気付かれなさ！
彼は地味に苦労しているタイプなのかもしれない。

今回はとにかく
政が素晴らしい王様である、という事を再認識した巻でした。大王様！

前巻・30巻の感想。麃公将軍…

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<パンフレット>
本屋さんにはもう無かったのですが、T〇TAYAでたくさん発見したので二つ持って帰りました。
折りたたみ式で、裏面に信、政始め秦国の若手達の解説があります。



王賁が意外と厨二病疑惑だったり、羌カイが予想以上に清い心の持ち主だったり。
それぞれのキャラクターの好物や、お酒の強さについても興味深い。
おもしろくて読みながらニヤニヤしちゃいました。
特に食べ物関係は、その人の育った環境や家庭環境が垣間見れて深いです。

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