雨にも素敵な理由がある

アニメ「キングダム」14話を見ました。原作18巻と照らし合わせつつ。

今回見どころはやはり、廉頗将軍勢の顔見せと飛信隊のおバカっぷり。
そして良い人カク備千人将！と予想通りの例のオチ。

何気にＥＤも新しくなってます！漂が出てきて嬉しいかぎり。
自分はこのＥＤなかなか良いと思いました。これについても後述。

敵も味方も活躍する面々が出そろい、山陽攻略戦に向けて熱くなってまいりました…！
＜以下感想＞

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◆廉頗軍5万vs楽乗軍8千！
｢参ったか？｣｢ま、参りました…｣
負けても殺されない戦も珍しいです。楽乗さんはあっさりしたお顔ですね。
やはり趙国で共に戦った廉頗とは、友情とかよしみみたいなものがあるのでしょうか。

同じ趙国軍同士の戦いとはいえ、まるで遊んでいるかのような余裕のある廉頗。
｢腹六分目｣の言葉通り、確固たる実力差があるのは間違いない。
まさに天に愛された武将です。


◆廉頗将軍ド派手～！虎っぽい？
黄色のフサフサ襟巻に真っ赤な衣装、ついでに顔には虎の縞模様のような傷跡。
喋りも迫力あるし、眉毛や眼光も非常に攻撃的な鋭さですね。
全身から滲み出る自信と威圧感…！カッコいいおっさんです。
敵に回すと恐ろしいけど上司としては最高！って感じです。


◆｢うるせェ！この井闌車はみんなのもんだァ！！｣
出た！すばらしきジャイアニズム！！(某ガキ大将のごとき、「お前の物は俺の物」という思想)
この台詞も信が言うからこその説得力です！
信がそう言うんだからついてけェェ！！みたいな。

「城壁の上は手柄の山だぞォ！！」
さすが下僕から実力で這い上がってきただけあって、お育ちのいい者には無い、なりふり構わぬ貪欲さ！


◆蒙恬の解説健在！
信と羌瘣の実力をしっかり認めてくれている蒙恬。
こうして客観的に評価してもらえると、視聴者としても嬉しいもんです。

「にしても副長やばすぎ」人間離れしてますからねー。
やばいね、じゃなくてやばすぎ、になっているという細かい変更点。なぜ？
王賁がチラッと見ているのも、内心どう思ってるか気になります。
蒙恬の言うとおり「フン…百姓風情のくせになかなかやるな」とか思ってるのでしょうか。


◆飛信隊というか信アホすぎるー！
「ちんけな誇りなんて持ち合わせてないのが誇りだ！」
最高過ぎです！信にしか言えないこんな台詞(^_^;)

そして極め付けは、完全に城門からずれた位置に一人で落下というこれ以上ないオチ！
信が改めておバカさんだという事が認識できました。
渕さんの叫びがむなしく響きます…
羌瘣「ばか」もっと言ってやってくれ羌瘣(´д｀*)！！

あれだけド派手に落ちて無傷という頑丈さ！
主人公でもなけりゃまさに袋のネズミになってるとこでした(^^;


◆カク備千人将(なぜか漢字が出ない！)
これまで信の下僕出身という身分について触れられれば、貶されるのが当たり前でした。
それが初めて「よく頑張っている」と褒めてくれたカク備千人将。

壁さんに続き、信を弟のように見守り、応援してくれる人が出てきた。
天涯孤独、親友も失っている信への優しい言葉に、こちらも胸が暖かくなりました。
本当に良かったなぁ、と漫画を読んで思ってた頃。…まさかの展開でした。
リンコォォォォ！！！！

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新EDきました！！
いいんじゃないでしょうかコレ！
しっとりした曲調も今までと違った感じで、この先本編から余韻を持たせていい感じで繋がってくれると嬉しいなぁ…

漂をここに持ってくるとは…！！正直ちょっと涙腺緩んでしまいました…(ToT)
信の戦いの全ての始まり、そして今もずっと心の中に生き続けている存在です。。

何気に二期の神作画で、漂のシーンをなぞってくれるというありがたさ！
一期の漂ももちろん好きですし、一話の描写は良かったとは思ってますが、様変わりしたキングダム二期で触れてくれて得した気分です。
こうして見ると本当に政と漂そっくりです。

キングダムの100の質問でも書きましたが、どこかで血が繋がってるんじゃないかとひそかに思ってます。

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