雨にも素敵な理由がある

2012年のアニメ一期直前にハマった「キングダム」。
古代中国という重苦しそうな舞台とは裏腹に、さくさく読めるし、魅力的なキャラも多いし。
そして壮大な熱いストーリーにあっという間に惹きこまれました。
そんなわけで、2013年の二期放送決定時はそれはもう嬉しくて。。
毎週毎週土曜日の夜には熱く高ぶらせてもらいました…！


そんなアニメ「キングダム」二期もいよいよ最終回…！！
さすがに全話感想は書けなかったですが…

山陽攻略戦を終えて、形を変えつつある秦国と他国の関係性。
中華統一へ向けて、秦国内でも大きな変化が起こりつつあります。。
アニメオリジナル描写もふんだんに交えつつの最終回でした！！
＜以下感想＞

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◆勝負の分かれ目は結局、俺とお前のどちらが強いかだ
「むろん俺だがな」
政のこの堂々たる風格…！人間としても、王としての立場でも、本当に大きくなりました。
暗殺事件を起こされても(漫画9巻)、なんの口もはさめなかった頃とは違う。
にっくき呂不意にも、大きな口を叩けるようになりました。
元から出来上がってたような大王様でしたが、彼も大きく成長してきている…！

◆信の檄
内容は、敵をぶっ潰すぞー！って非情に単純な内容なんですが…
信の場合は小難しい内容とかよりも、真っ直ぐ届く『声』。これが持ち味です。
がむしゃらに叫ぶでもなく、まさに堂々と声を張り上げる感じで
聞いてて力が湧いてくる、そんな感じの良い檄だったな、と思います。

尾平に対して、「随分差がついちゃいましたね」
言わないでやれよ…昂。正直かつ、直球な子ですね彼。


おっ旅路についてる羌瘣。
他人の空似の信！？が出てきました。しかしかわいいな…。
生意気そうな目付きや、服の色、口調まで似ている気がします。
声優さんもしかして、信の子供時代と一緒かな？

―そしてこの後、アニメオリジナル描写大放出！！―

◆咸陽でおめでた事件
漫画では、蒙恬から信へ「咸陽でおめでた、なんだってさ」と切り出されたこの話。
なんとアニメでは、向から政へ直接打ち明けるシーンで明かされました…！

照れて口ごもる向ちゃんの表情をたっぷり描くところに、スタッフさんの愛を感じる。
「申し訳ありません…私、どうしたらいいか…」
なぜ謝る！！向ちゃん…(´Д⊂！！
「護るものが出来たな…」
そう言って向ちゃんを抱き締める大王様。
『護るもの』…うーむ、この一言が深くていいですね。。

なんだこのプラスシーン！愛に溢れてやがるっ…(´Д｀*)！！

表向きは祝いの言葉を述べる呂不意に対して、大王様。
「覚悟しろ、呂不意…！！」
『護るもの』。王である政にとって子を持つ、というのはそれは大きな意味のはず。
国の実権を握ろうとする呂不意が、何らかの形で手を伸ばしてくるかもしれない…！
　絶対に、護らなくてはならない！自分と向の血を引く子を…！
そんな父親としての意思をも感じる、心の声でした。

◆信、王賁、蒙恬の会合
信の回想が始まりますが…ここで先週の続きだったんですね。
『あれ？先週李牧出てきたよね？もしかして一話飛ばした！？』と心配になってたのは内緒。

「同盟の先に何を得るか、何をするか、です」
李牧は確実に『今』ではなく、『その先』を見ています。
行動全てに、それ以上の意味がある…。凡人とは見えているものが違う…！
思惑が明かされた時には、一体何手先まで考えてんだ…！とゾッとしたもんです。

「奴はもっと…とんでもないことをやろうとしてる気がする」
信の直感が悪い形で当たってしまうわけですが…アニメ二期では描かれるのはここまで。

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エンディングは最終回仕様で今までの回想。
月並みですが、いろいろあったよなぁ(しみじみ…)

最後は飛信隊を率いて敵に向かっていく信の姿で終わりました…
終っちゃった…。最後のシーンは結構良かったです。
BGMなしなので、剣の金属音、馬の蹄の音、信の声。
それらが引き立って、臨場感が感じられるシーンになってました。

さぁ、三期に続くよね！？…続くよねっ！！？

あ！結局、信はおめでた事件知らないままでしたね。
漫画では「あのヤロォやるこたやってたんだ」だの、
テンに報告するシーンがありましたが(^^;)

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