雨にも素敵な理由がある

今週もばっちり見てました、アニメ「キングダム」！
先週から始まった秦王・嬴政(えいせい)の幼少期、趙国脱出編。
これが漫画でいたく感動したお話だったので、アニメで見れるのが本当に嬉しい…！!


たった一人で敵国の怨念を受けさせられた幼い政。
彼の心は何の感情も持たないほどに壊れてしまっていた…。
「私が代わりに感じてあげます。味もっ匂いも全部…」
政が初めて知った人の暖かさ。それは女商人・紫夏の心でした。

さて、観た感想なんですが、
不満もちょいちょいあったけど最期のシーンで全部許した｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡！！
という感じです。予想外に今涙腺がヤバいです…！
一期で切らずに毎週観てて良かったー！！
<以下、順を追って感想>

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【前半】
・政様、目が死にすぎ
今現在とは似ても似つかぬ極限状態にある瞳。
常に見開かれて、その表情に読みとれるのは飢えと恐怖と猜疑心。
ここからよく大王様本来の気質を取り戻せたもんだ、と改めて。。

・「母君は別の道で脱出を図っております」
え、そうだったのΣ(ﾟДﾟ)
地味にあの太后様はどうしたんだろう、と思ってたので同時期に脱出してたとは。。
てっきりもう少し時間が経って王様が力を持った頃に呼び寄せたのかな、と思ってました。

・「まいどー」
関門をこの一言で突破！紫夏さんすげええええ！！
い…一体どんな手まわしを…。
この時代、女性であることで軽く見られる事もあったかもしれないのに。。

しかし、いかにヒヤッとするような質問にもさらっと返す度胸の座り方、
機転の良さには、彼女自身の言う通り「商才商才～♪」と言わざるを得ない。

・「昨日弓を買ったので米俵くらいいいかと…」
い、いかーん！なんて身勝手な…！
たとえ政が入ってなくたって、他人の荷に矢を射るなんて正気の沙汰じゃない！と読みながら思ったもんです。
彼が早急に解雇されたことを祈るばかりです(^_^;)

・アイキャッチは亜門と江彰
紫夏さんかと思ってたのでちょっと意外。
でも考えてみたら、次回の「趙国脱出編」の結末に合わせて紫夏さんですよね。
紫夏さんに比べたらオマケ程度のイメージだった亜門・江彰も、ここをもらえて良かったです(失礼)

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【後半】
・「紫夏現実」が無かった(´Д｀ )
７話の「亜門キモい」が無かったのに引き続き、貴重なギャグシーン？が…。
シリアス路線のお話ということで、削られちゃったのかな。
というか、自分でもなぜこんな細かいギャグを覚えてたのか(^_^;)
妙にシュールで印象に残っていたシーンなので、ちょっと残念です。

・「私は本当にこの子を救ったのか？」
この後、政が飛び出してしまったことで結果的に危険が増えてしまったわけで…。
気になっていた点ではあります。
でも紫夏さんの上の台詞からもわかるように、あのままの政をただ秦国に送った所で、彼が現在のような聡明で堂々とした性格を取り戻せたとは思えない。

紫夏さんが義父の想いに重ねた「人を救う」ということ。
それはもはや彼女の商人としての責任を越えて、「人と人」の繋がりに発展していたのだな、と思いました。
成長した政が中華統一なり、なんらかの形で多くの「人を救う」ことができれば、紫夏さん達の想いは十分すぎるほど昇華されるわけで。。
やっぱり、信と政にはどんどん大きく、強くなってもらわねば！と改めて感じました。


・王になりたい心と刻まれた傷
政は本来あれだけ聡明だから、幼くして自分に向けられる負の感情を明確に理解してしまっていたんですね。
そしてそれでも「相手を怨み返す」という方に考えが行かないのが、やはり彼の王たる気質だなー、と思いました。

幼いから、というのもあったかもしれませんが。現に太后様は「全てを憎む」という思考に至っていましたし。
怨念を受け止めた上で自分はどうしたらよいか、というのは常人にはできない思考です。


・俵の矢と腕を刺すシーン、今回は流血表現あり
地味～ではありますが、今回のこの流血は避けられない描写ですね。


・紫夏さん「痛みが無いのなら私が代わりに感じてあげます。」
政が今まで誰にも言ってもらえなかった言葉。
生まれてから一度も掛けてもらえなかった、自分の事を思って言ってくれた言葉。

まわりの人全員に疎まれ、憎まれて育った政。
初めて言われた優しい言葉なんだろなーと思ったら、もうこの辺でうるっと(´Д⊂
紫夏さんの声優さんの演技もいい感じでした。

そういえば、政の「ちきしょう・・・俺だって民を導く王になりたかったのに・・・」が無かったです。

・亡霊がえらいキモいぞ
なんつーか…妖怪？

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・「全部ただの幻だ！」
政が生まれ変わったシーン。

うわああああああ( TДT)　名…名シーン誕生・・・！！
正直こんなグッとくるシーンになるとは思ってなくて、本当２期でこのエピソードをアニメ化してくれて良かったなぁ・・・と思いました。
キラキラした光の中で抱きしめ合う政と紫夏さんが美しすぎて、このシーンだけ終ってから５回くらいリピートしました。。
今ちょっと暴走気味なので引かれるかもしれない。

「初めてだ…誰かにこうして抱きしめられるのは初めてだ…」
くぅうぅ～！！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
漫画ではモノローグだった部分を、政の心の声に替えたことによって感動倍増…！！
そうか…！ここ政が声当てるのもアリなんか…！
個人的には、これは良い改変だったのではないかと思います。

涙腺が緩みまくり、この調子だと自分は来週どうなってしまうのか今から不安です(^_^;)
【今までの感想は下に】

あ、それとこの場を借りてお礼を・・・。
時々だけどweb拍手をくださる方、ありがとうございます！
感謝をどう表したらいいのかよくわからないだけで、いつも拍手が入ってたら喜んでいます（笑）

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